1.広く開かれた採用(国際公募、二段階審査)

テニュアトラック制度では国内外から広く優秀な人材を積極的に公募・採用します。北大ではテニュアトラック教員の国際公募は研究人材育成推進室(L-Station)が全学一括して行います。

本学テニュアトラック教員候補者の審査は二段階で行います。第一段階審査では事業参加部局の人材選考委員会が研究面を中心に書類選考・面接により審査します。第二段階審査では統括組織であるリーダー育成推進委員会にてリーダーとしての総合力を審査します。

(※卓越研究員制度による採用の場合を除きます)

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2.人事制度(中間評価、テニュア審査)

北大テニュアトラック制度ではテニュアトラック期間の中間の年度で中間評価、最終年度までにテニュア審査を行います。中間評価、テニュア審査はいずれも事業参加部局とリーダー育成推進委員会の二段階で行います。テニュア審査に合格したテニュアトラック教員は事業参加部局のテニュア職に着任します。テニュアポストは採用時において確実に担保されています。

業績が優秀であれば、中間評価以降最終年度までの間に早期テニュア審査を行うことがあります。

テニュアトラック期間、テニュア審査時期について

本学テニュアトラック制度は通常は5年度を任期とし、3年度目に中間評価、5年度目末までにテニュア審査を行います。

それに加え、平成27、28年度に限り最大10年任期のテニュアトラック国際公募を実施しました。10年任期テニュアトラックの場合、5年度目に中間評価、10年度末までにテニュア審査を行います。但し、10年任期のテニュアトラック制度の場合でも業績が極めて優れる場合は3年度目以降に早期テニュア審査を行う仕組みがあります。つまり、任期5年と任期10年では5年度目までのテニュアトラックは実質的に共通となっています。

(注意) 平成28年度より、テニュア職位(准教授、講師、助教)は公募ポスト毎に異なっています。詳細は各ポストの公募要領をご確認ください。

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3.リーダー育成プログラム

本学のテニュアトラック教員には「研究能力」「教育能力」に加え、リーダーとしてのマネジメント能力が求められます。マネジメント能力向上のためには「総長提言」や「シンポジウム・研究会の企画」、「海外研修」などのOn-the-Job型プログラムや各種セミナー等が提供されます。また、研究倫理・研究リスク教育については全教員を対象としたプログラムに加え、リーダー育成システム実行委員会が採用時や中間評価等のテニュアトラックの節目でも実施します。

さらにテニュアトラック教員の経験や能力に応じて高等教育推進機構 高等教育研修センターのFDプログラムやURAステーションの主催する論文の書き方セミナー、研究費獲得セミナー等に参加し、研究者の基礎力を強化します。

これらを総称して「リーダー育成プログラム」と呼んでいます。テニュアトラック教員は「リーダー育成プログラム」に取り組むことにより研究者としての総合力、すなわち、「組織力」「推進力」「解析力」「企画力」「国際性」をバランスよく向上させます。本学のテニュアトラック制度では多様な「リーダー育成プログラム」への取り組みを中間評価、テニュア審査における審査の観点に含めています。

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4.研究環境・研究支援

テニュアトラック教員には採用決定後すみやかに研究指導アドバイザーが任命され、研究や教育、マネジメントに関する相談に応じます。また、L-Stationにはテニュアトラック教員のための専任のメンターを配置し、相談に応じます。

着任後にはスタートアップ経費として研究費(初年度と二年度目)および研究スペースが提供されます。また、本学の共用機器の利用環境を提供する「グローバルファシリティセンター」の利用が可能です。

さらにリーダー育成プログラムのシンポジウム・研究会の企画・開催や海外研究を支援します。